高台に建つ家

二階建て

緩やかな傾斜地という敷地条件を生かし、連続して広がる景色を室内に取り込むことを考えました。季節や時間の流れの中で変化する気候や湿度、木々の様子や葉陰の傾きなど、その土地周辺の環境を取り込みながら、気分に合わせて居場所を選んでほしいと思い計画しました。

DATA
■ 敷地面積:55坪~
■ 延床面積:40~45坪
■ 施工地域:富山県富山市
■ 家族構成:3
高さを持たせたダイニング
床から天井までの大開口と屋根のかかったテラスによって、大きく外と繋がった開放的なダイニングです。
落ち着きのあるタタミリビング
板張りの天井がより低さを強調させ空間に落ち着きをもたせています。
和室外と繋がるタタミリビング
奥行の狭い縁側と繋がることで、より外部空間との距離が縮まり自然を身近に感じられます。
景色を取り込む大開口
緑豊かな植栽と広大な景色を望み屋内外が一体となっています。
奥行のある玄関ポーチ
足元に格子を設けることで、外部からの視線を遮断しつつ緑と風が感じられます。
作業効率のよいキッチン
キッチン背面には造作の収納を設け、水廻りやパントリーへの動線が短く毎日の動きに無駄がありません。
切りとられた景色を愉しむ
壁で囲うことにより、プライバシーを確保しながら自分たちだけの景色を味わうことができます。

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