茶室 円山庵

日本の伝統的な建築のひとつである「茶室」。
茶室とは、茶事の亭主がお客を招き、
茶をたててもてなすために造られた空間です。
お客を招き、お茶をたてている、
その時々になにを感じていただくか、
その考えを紐解いていくことで、
現代の住宅にも活かすことができます。

富山市民俗民芸村にある「茶室 円山庵」に行き、
茶室を体感してきました。
円山庵は、茶人である金子宗峰氏が建築したもので、
狭い茶室を設けて、友人との会話、海や空の
四季折々の景色を楽しんだとされます。

茶室まで緊張感を与える飛び石の配置
敷地周囲の景色を借景する開口部の設け方
障子の映し出される木漏れ日
年々馴染んでいく素材
何十年と建物を使うなかで、
その時になってみないと想像できない、
その一場面を快適に使える建築物となっています。

これは住宅においても
生活を豊かなものにすることだと考えます。
10年20年以上、住まいされていく中で、
自然を感じ、その一場面を大切に過ごしていただく。
そういった感情・感性を与えられるような住宅を
設計していきたいです。

Yokoyama

資料請求
neieのコンセプトや施工事例についてまとめたカタログを
セットにしてお届けいたします。
モデルハウス見学
モデルハウスでは、自然との繋がりを大切にした暮らしをご体感いただけます。
愛知に5店舗、富山に2店舗、高山には1店舗ございます。