晩秋の便り
2018.11.23
先日開催しておりました完成見学会場のお向かいのお宅では雪囲いをされていました。
雪囲いとは、雪の重みから木々を守るためのもので、
雪の降る地域では、この時期の風物詩です。
雪囲いのやり方は様々で
支柱を立て、その支柱から縄で吊るものや、
樹木を囲うように竹などを三脚状に立てるものなど
労力と時間が必要になります。
お隣のお宅では、お庭と道路の境界には色づいた低木が並んでいました。
お住まいの方が、
「きれいな朱色に染まってなかなか雪囲いできない。」
と雪囲いをされるのをためらってしまうほどの、美しいものでした。
お庭に植えられた木々を目にすることや、実際に自ら手入れをすることで、
私たちの暮らしにそっと寄り添いながら、季節の移ろいを感じさせてくれます。
冬を迎える高山のモデルハウスでも、落葉を終え裸木になった木々が
季節の移ろいを感じさせてくれます。
少しの寂しさを残しつつも、
昨年の雪に耐え、2度目の冬に立ち向かっていく姿は
とても力強さを感じました。
by motosaku