薪ストーブのある暮らし
2020.3.20
昨年お引渡ししたお客様から、薪ストーブに火入れを
されたことを聞き拝見しました。
ご自宅の車庫や玄関には、原木や割られた薪が
たくさんあり、神社から頂いたそうでご主人自ら
原木を切っておられます。
薪は割ってもすぐには使えず、自然乾燥させるには、
丸太から薪の状態に加工したうえで1年程乾燥
させなければいけません。
ですので、次の年に使う薪は5月くらいまでには
薪を確保する必要があります。
薪の確保は大変そうですが、道具を見せて頂いている
時のご主人様は楽しそうで、
何だかこちらも嬉しい気持ちになります。
室内に入ると柔らかい暖かさが感じられました。
薪ストーブの火は遠赤外線や輻射熱を含むため、
体を優しく温めてくれます。
また、薪ストーブの揺らめく炎や薪がはぜる音、
木が燃える香りなどは、
何時間見ていても飽きない
ほど楽しませてくれます。
薪ストーブの魅力は何と言っても炎。
ゆらゆらと揺らめく炎を見ていると、
不思議と心が落ち着き癒されます。
炎のゆらぎには、風が揺らす葉や川のせせらぎ、
海のさざ波などと同じ、自然現象による
癒し効果があるようです。
そんな効果もあってか、薪ストーブの炎や、
アウトドアでの焚き火、囲炉裏の火など火の周りには
自然と人が集まり、
団欒や語らいをもたらして
くれます。
せわしなく時間が過ぎていく毎日の中で火を囲う…
それはとても贅沢な時間の過ごし方なのかも
しれません。
by Yamazaki