所作

2020.4.13

ブランド物より自分が良いと思ったものを買う。
 
私の買い物の仕方です。
 
職人、手造り、国産、和、こだわり、コンセプト、
歴史等、自分が良いと思うものには
こんな言葉がついてきます。
 
ミニマリスト生活中の数少ない自分の持ち物でも
気に入っているものを紹介します。
 
「所作」
 
という名前がつけられた財布と名刺入れです。
 

 
普通財布や名刺入れと聞くと、ブランドや機能性、
デザイン性で選ぶことが多いと思いますが、
この「所作」というシリーズは
「使うこと自体をデザイン」したものという
ちょっと変わったものです。
 
モチーフとなっているものは、
古い様式でお祝いを包むための一枚布「袱紗(ふくさ)」
 

 
国産レザーの「所作」には縫い目が一切なく、
一か所ボルトだけで留まっています。
このちょっと変わった構造もお気に入りの
ポイントです。
 

 
「使うこと自体をデザイン」するということは、
ネイエのコンセプトにもある
「暮らすというコトをつくる」に通ずる部分も
あると思います。
 
パッと見のデザインが目立ちがちですが、
その裏にある「暮らすことそのもの」を大事に
今日も図面を描いていきたいと思います。
 
by Kai