違う角度で見ること

2022.10.28

絵を描くことが好きで、
学生時代はひたすら制作活動をしていました。
 
講義の課題で絵画を模写する機会があり、
作品をまじまじと観察すると、
光の陰影、立体感、
色味、単色では表せない質感、、、
なんとか再現しようと
夢中で絵を描いていたことを思い出します。
 

 
それから定期的に美術館に足を運び、
絵画を見学にいくようになりました。
 
時代や背景などから、
作品を作るにあたり作者が表現をしたかったこと、
自分がどう感じるのか考えるのは醍醐味ですが、
 
服の皺一つに何色も色をのせた表現方法、
筆の擦れ具合、荒々しい、優しいタッチ、
混ざりきっていない絵の具のたまりや
油絵の何度も絵の具を重ねた厚みを見るのが
個人的には楽しくてたまらないポイントです。
 
万人受けしない楽しみ方ではあるかと思いますが、
違う角度から物事を見てみると、
意外と新しい発見があるかもしれません。
 

 
Imamura