誰かの暮らしに寄り添う家をつくりたいと思うとき、間取りでもなく、設備でもなく、まず“光の気配”を想像します。 朝の光が、まだ眠たそうな木のテーブルをそっと起こすように照らします。ブラインド越しの粒のような光は、外の景色を日記のように切り取っ...
先日お引渡しさせていただいた平屋の住まいのご紹介です。 ご計画地は焼き物で有名な瀬戸市。まわりには古くからある建物や工房が建ち並び、どこか懐かしい雰囲気のある街並み。200坪を超える広大な敷地は南に向かって傾斜しており、遠くまで見渡せる豊か...
玄関に立つとき、庭を歩くとき、足もとにひとつの石があるだけで空気が少し変わります。 一見無機質に見える石は、光や雨、季節のうつろいによって表情を変え、住まいの時間を静かに映し出します。木や土と同じように、長く寄り添うことで家の一部となり、暮...
先日、岐阜県関市にある後藤昭夫藝術館を訪れました。設計は杉下均さん。 芸術家・後藤昭夫氏の絵画や、ゆかりのあるアーティストの作品を催事期間中のみ展示する美術館です。 館長の後藤さんいわく、建物が完成してから企画展の度に建築家の杉下さんが訪れ...
「家づくりの考え方を共有したい」とお客さまから本を貸していただきました。 そこに書かれていた「めいめいの暮らし」とは、既製品ではなく、各々の感性や生活に合ったものを選び、つくり、直しながら暮らす生き方です。 著者の秋岡さ...
天井を眺めることがすきです。 なぜ天井を眺めるようになったかを考えてみると、木に生えたコケや、葉っぱの隙間から見える空、不規則に伸びた枝をぼーっと眺めることがすきだった延長で、 室内でもなんとなく天井を見上げていたからだと思います。 建仁寺...