建物めぐりをするとき、ときめくポイントがあります。 まわりが囲われていて抜けた先からひかりが溢れている空間です。 抜けた先に、景色が見えていてその色が壁に反射しているのもいいですし、 見えずに奥の景色を想像するのも好きです。 しばらくの間ぼ...
少し前に飛松弘隆さんの個展に行ってきました。 飛松さんは柔らかい灯りの磁気照明を手掛けておられます。 一見、花器のようにも見えるそれはガラスの成分が絶妙に配合された磁器からもれる光で灯りとなります。 灯りをつくる過程それは 泥漿を石膏型に流...
先日、福井県にある年縞博物館に行きました。 年縞とは、 長い年月をかけて湖の底にできる堆積物の層で 季節によって異なるものが毎年積もるため明るい層と暗い層が交互に重なった縞模様になっています。 この堆積した2つの層が1年分の年縞を表していま...
久しぶりにいろいろな建物を見に行く機会がありました。 ずっと「見てみたい」と思っていた建物 人に勧められ見学した建物 意図せず辿り着いた建物 そのどれを見ても感じたのは、実際の空間を体感することの大切さです。 今まで写真で見て想像していたも...
以前、僧侶さまが暮らされている寺院にお邪魔させていただきました。 400年ほど前に建設された寺院で一部補修は行われていますが現在もその姿を残していました。 建物自体にもすごく感動しましたが僧侶さまの暮らしの中に時計がないということが私の中で...
張子虎とは香川県の伝統工芸品で、特に三豊市はその歴史が古く、縁起物として飾られてきたようです。 三豊市観光の際に父母ヶ浜の近くに宿泊をしたのですが、その玄関に飾られていたのが張子虎でした。 頭をなでるとゆらゆらと揺れ動く顔や私を出迎えるよう...