天井

2015.11.16

個人的にハマっていることがあるので、今回はその紹介をしたいと思います。

 

写真は、旅行などで建築を見に行った時の写真です。
何の写真かというと、真上を見上げて天井を撮影したものです。
1年ほど前から天井のつくりが気になり、こういった写真を撮ることにハマっています。

 

 

建築は2次元の図面から、工事を経て3次元化されますが、写真の撮り方で2次元の模様(パターン)のようになるということに気づきました。
真上を見上げるという行為は非日常な行為かもしれないですが、新しい視点を与えてくれました。
ちょっと変わった行動をとってみるとなにか新しい発見があるかもしれません。

 

さて、間取りが重視される住宅ですが、天井にも目を向けてみませんか?
天井高を変えるだけでも空間の雰囲気は変わります。
勾配天井にするのか、フラットなのか
天井にもフローリング材(木)を張ってみたり
梁をみせたり
天井にはあえて照明をつけなかったり
などなど…

 

3次元、4次元の思考がなければ、建築はただの大きな箱になってしまうのではないでしょうか。
家づくりはぜひ立体的に、時間的なことも考慮して考えていただければと思います。また、設計する側として立体的かつ時間的なことも考慮した素敵な暮らしをご提案していきたいと思います。

 

ちなみに写真は、順番に
モエレ沼公園 ガラスのピラミッド/イサム・ノグチ/北海道
国立西洋美術館 新館/ル・コルビュジエ/東京
海の博物館/内藤 廣/三重
 

by kai