日本的な平屋の暮らし

平屋

田園風景が残る寺社近郊の土地で、日本らしい「地に足の着いた暮らし」を叶えた平屋住宅。屋根構造を全て現しとした切妻屋根の下に、簡素なプランで住まいを造りました。低いところは低く、高いところは高くした勾配屋根と、明るくし過ぎない光の入れ方で落ち着きのある空間としました。現しの無垢天井・漆喰・芦野石・銅の樋を採用し、日本的なものを意識した素材感としています。

DATA
■ 敷地面積:55坪~
■ 延床面積:30~35坪
■ 施工地域:愛知県小牧市
■ 家族構成:4
土間の床には芦野石を採用し、地面に近い高さにして庭への連続感を高めています。
屋根構造を隠さずにそのまま見せたダイニングの天井。どこか懐かしさを感じさせてくれます。
明るくなり過ぎないよう光を入れる。かつて日本の家にあった暗さを残し、暗がりに何かを想像する力を育む。
土間には左官の手仕事を感じる漆喰の壁を採用しています。
お茶を学ばれるご家族のために茶室を備えています。
右手上部にある障子戸はロフト空間へ繋がります。勾配屋根の空間が利用できるよう断面を検討しています。
玄関を入ると少しだけ視界に入る庭の風景。先へ進むと初めて全景が顕わになる日本的な体験。

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