屋根の上からの景色

2018.5.28

工事が始まると1ヶ月~1ヶ月半で上棟になります。
簡単に言うと、住宅の骨組と屋根が出来上がります。
上棟から外部の仕上げができるまで、住宅はずっと足場に囲われて中の様子がわかりづらい状況が続きます。
その反面、足場がある間は完成してからほとんど登ることがない屋根に登り放題です。
夏場の屋根の上は灼熱ですが、ほぼ360°視界が開ける屋根の上は気持ちが良いです。

 

最近は現場に行くと、どの物件でも屋根からの景色を写真に収めています。

商業地域の事例

第2種中高層住居専用地域の事例

市街化調整区域の事例


 

用途地域によって、屋根の上からの景色は異なります。

それでも、そこに共通してあるのが「空」の存在です。

 

自分は、明るさや開放感といわれると空をイメージします。

もし自分が家を建てるとしたら、屋上に出れるようにつくるかもしれません。

壁に囲われ、開口部も光を感じれる程度に絞った空間は落ち着きのある空間で素敵ですが、
屋上のような浮遊感のある空間も開放的で気持ち良さそうだなと屋根の上からの景色を眺めています。

 

by kai