平屋の模型
2018.4.16
これは現在ご提案中のご夫婦お二人でお住まいになる平屋の模型です。
図面だけでは想定できない光や影などを検討しつつ、
よりお客さまに空間を理解していただくため
今回30分の1のサイズの模型を作成しました。
床のタイルや天井の梁、ミニチュアの家具などをつくりこみ、
LDKに入った時に見える視線で模型を見てもらえるようにしました。
町なかであることから隣地に対して閉じた計画になっていますが、
実際に光を当てることで中庭からしっかりと採光が確保できることや、
庭の緑との距離感が立体的な空間を見ることでイメージしやすくなります。
また、ダイニングテーブルやソファ、人を入れ、
家具の配置や普段人がいる場所を想定することで、
実際の暮らしに近い状態で空間をシミュレーションすることもできます。
私たちのご提案している家は、車や洋服のように形あるものを見て、
試して買うことができません。
そんな中で安心して家づくりを進めていただくためにも、
模型を通して私たちが検討してきた過程や、
立体的な空間を見ていただくことはとても大切だと感じます。
10年後、20年後と将来この家に住んで本当に良かったと
感じていただける家づくりをこれからも目指し、
そのために私たちができることは何なのか日々考えて行きたいと思います。
By yamazaki