木の下に居るとき

人にはなぜか落ち着き、
心地よいと思える場所があります。
 
私にとって、そういう場所の一つが木の下です。
木の下にしばらくの間座っていると、
木そのものを見るだけでは
感じることのできない
気づきを得ることができます。
 

 
四季の移ろいや時間の流れの中で
絶え間なく変化する様子が楽しめます。
葉同士が重なり、濃淡が生まれることで、
色の違いを認識したり
木漏れ日が揺れ動く様を見て、
風が吹いていることを知れたりと。
 
木は、触れ合うことで多くの気づきと
精神的な落ち着きを与えてくれます。
 

 
小さい気づきを積み重ねていくことで、
感性がより深いものとなっていきます。
住宅においても、住む方の感性が豊かなものと
なるように、気づきを感じられる空間とし、
落ち着き、心地よいと思えるような提案を
していきたいです。
 
by Yokoyama