風のとおり道

2020.8.28

まだまだ厳しい暑さの毎日が続いています。
少し窮屈な日常のなか、私たちの生活は少しずつ
変化しているように感じます。
 
モデルハウスやショールームでは
窓を開け自然換気をすることを心掛けております。
私は、そのような換気を心掛ける日々の中で
お気に入りの場所を見つけました。
 
高山モデルハウスの特長のひとつは、
開放的なダイニングとは対照的な
落ち着いたリビングです。
リビング北側上部にはハイサイドライトが
設けられており、
隣のアパートからの
視線を気にせず、柔らかい光が差し込みます。
また、オーダーメイドで作成したソファが
空間に一体感をもたらしています。
こちらのソファの北側(窓側)に座りますと、
ダイニングの様子が見えなくなり、
心がより落ち着きます。
 

 
ダイニングの大きな開口を開け、
リビングの目線と同じ高さの開口を開けますと、
風が耳元でさーさーっと吹き通り、
心地よい涼しさを感じさせてくれます。
自然の風が肌にあたるとやはり、
気持ち良く落ち着きます。
 

 
中庭の木々が風にゆれ葉があたる音、
鳥の鳴き声、
近隣の保育園からの子供たちの元気な笑い声、
お隣さんの食欲がそそる匂い。
 
自然的な風は私たちにさまざまな外の様子を
伝えてくれます。
心地よさを感じると共に、このまちに暮らしている
とふと気づかされます。
 
「風がとおる家」当たり前のことかもしれませんが、
その大切さを改めて実感させられました。
 
Motosaku