木も見て森も見る

2021.10.8

「木を見て森を見ず」ということわざがあります。
何事もそうですが、木を見ることも森を見ることも
どちらも同じように大切です。
 
物をどう収納していこうか
窓はどう開けようか
直接手に触れる場所はどう設えようか
といった家づくりでの「木を見る」ことは、
間取りや建物の骨格、周辺環境との関係性といった
「森」が決定した後に考えることなのだと、
「木」と「森」を分けて
考えてしまいそうになりますが、
「木」を考える時にも
常に「森」の存在をイメージすることが大切です。

森ではありませんが、
数年前に登った東京スカイツリーからの景色をみて
そんなことを改めて感じました。

 
Kimata