光の風景
2023.12.22
光が好きです。
光そのものも好きですし、
光に照らされたものの質感を見ることも好きです。
素材によって光の反射の仕方が異なるため、
素材の特徴が際立ちます。
![](https://neie.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/1_sp-1.jpg)
日々過ごしている中で、美しい光に出会うと、
思わず写真を撮ってしまいます。
とくに誰かに見せるわけではないのですが、
刻々と移り変わる光の風景を
手元に残しておきたいのです。
![](https://neie.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/2_sp-1.jpg)
光は、住空間に大きな影響を及ぼします。
快適な暮らしのために必要不可欠な光、
そして、ただ存在するだけで美しい光を
どのように日常に取り入れるのか。
それを考えることはとても大切で、
一種の芸術品を扱うかのような緊張感があります。
好きな光の取り入れ方をご紹介します。
仄暗くて、少し先に明るい光が降り注いでいる、
というような状況です。
暗くて落ち着く空間から、美しい光を
眺められることは、とても贅沢に感じます。
![](https://neie.jp/wp/wp-content/uploads/2023/12/3_sp-1.jpg)
こちらが採用されている事例に、
美術館の休憩スペースが挙げられます。
作品を鑑賞する合間で、館内と同じ
少し落ち着いた明るさの空間から、
展示空間とは全く異なる大きな窓のある空間に出る。
その時の景色の移り変わり、飛び込んでくる光、
目が慣れてぼーっとその光を見る時間。
そのどれもが心地の良い体験となります。
そのような心地の良い体験を、住まう方にも
日々感じてもらえたら嬉しいな、と思いながら
生活の中にある美しい光の事例を集め、体験し、
精進していきたいと思います。
Yamaguchi