装幀

2025.5.9

小さいときから本がすきで、
お休みの日は図書館で心地のいい場所を
探して本を読むことがたびたびです。
 

 
本を選ぶとき
小説だと裏表紙の内容紹介を読んで選ぶひと
表紙のイラストを見て選ぶひと
すきな作家さんから選ぶひと
賞を取った本から選ぶひと
 
さまざまだと思います。
 
本の電子化が進むなかで、
わたしは手に取って本を選びたいので
紙の本を選ぶことがこだわりです。
 

 
―装幀(そうてい)
本を綴じて表紙などをつける作業のこと。
本の印象を決める重要な要素で
内部のレイアウトやフォントまでも選定する。
 
装幀ということばを知ったのは
大久保伸子さんが装幀した本に出逢ったのが
きっかけでした。
 
赤い月の香り 千早茜
 
この本に出逢ってから装幀家さんを調べて
本を選ぶことも選択肢に入るようになりました。
 
特に単行本がすきです。
花切やしおりまでもこだわりがみえるからです。
 

 
本を読み終わった後、ふと、カバーを外して
ちょっとした装幀家さんのこだわりに気づいたとき
嬉しくなります。
 

 
ネイエの住まいにも
あえてことばにはしない
設計士のこだわりがたくさん鏤められています。
 
暮らしているうちに
はっ、と気づくポイントがあり
それを愉しんでいただくのも
素敵なお家の過ごし方だなと思います。
 
Tanaka