暮らし
2018.10.12
先日、暮らしの見学会を開催しました。
暮らしの見学会はご入居後のオーナーさまのお住まいをご見学いただけるイベントです。
ご入居後でしか見られない、暮らしぶりや住み心地など
オーナーさまから直接お話を伺える機会で、
来場された方々も興味を持っておられました。
今回の住宅の設計を担当した私としては、
どのように暮らしているのだろう、という楽しみと、
居心地よく暮らしているだろうか、という半分不安混じりで伺ったのですが、
玄関前には植栽を植えたり、飾り棚に絵を飾ったりと、
住みこなしている様子が伺えました。
中でも、ご入居してから行ったウッドデッキやダイニングテーブルの塗装メンテナンスや、
日に焼けて良い色に変化しつつある無垢フローリングなど、
ご入居前にはなかったあじわいのようなものを少し感じました。
メンテナンスの必要ない素材も良いですが、
それよりも手はかかるが経年変化を楽しめる自然素材に惹かれます。
そこには自然素材が持つ存在感や雰囲気、
経変変化による美しさと同時に、
手をかけた分生まれる愛着があるからなのだと思います。
何十年も住み続ける住宅が、
手をかけて愛着のある空間・好きな空間になれば
日々の暮らしが一層豊かになるのではないでしょうか。
そう感じて頂けるような住宅をこれからも提供していきたいと思います。
by kanaoka