高知の旅

2019.6.21

先日高知に行ってきました。
旅の目的は建築とグルメです。良い建築を見に遠出を
するときは必ず郷土料理を食べるようにしています。
今回は、鰹のタタキがとても美味しかったです。
 
住宅建築の名手とも呼ばれる
堀部安嗣氏の「竹林寺納骨堂」
東大の名誉教授にもなられた
内藤廣氏の「牧野富太郎記念館」
新国立競技場が建設中の
隈研吾氏の「梼原 木橋ミュージアム他」
以上が今回見てきた建築です。
 
「竹林寺納骨堂」

今回のメイン目的地です。2日連続で時間帯を変えて
その場でボーっと過ごしていました。
低く・小さく。
でも、低すぎず・小さすぎずとても心地良い寸法で
落ち着く空間でした。
まさに百聞は一見にしかず。
片道約5時間半のドライブでしたが、非常に有意義な
空間体験でした。
 
「牧野富太郎記念館」

竹林寺のすぐ近くにある、植物園にある施設です。
時期もよく、豊かな緑に囲まれたこの施設は
中庭をぐるっと囲むようなかたちで建っています。
構造美と木材のやわらかさ、深い庇、低い軒が
特徴的で居心地の良い半外部空間をつくっていました。
 
「梼原 木橋ミュージアム他」

高知市からさらに西に1時間半ほど移動すると
梼原町という山間の町があります。
ここには隈研吾氏が設計された建築がいくつも
建っています。
自然素材を活かした建築は経年変化も
見られ、
インパクトはありつつも背後の山並みや
町並みに馴染んできていました。
 
改めて、「木」の魅力に触れた旅だったように
思います。
次回は建築家三分一博志氏設計の
直島ホールをメインに瀬戸内海に行きたいと
思っています。
 
by Kai