服を作る

新型コロナウイルスの影響で、
外に出にくい日々が続きますね。
家の中でできる事で、私の好きな事のひとつに
`服作り`があります。
 
作り方としては
 
まず、服の型紙を作ります。
これは家でいう設計図のようなものです。
当時、建築学生だった私にとって
この作業が図面を描くCADというソフトで
出来るということがかなり幸運でした。
 
そして生地屋で吟味して選んできた生地に型紙をあて、裁断していきます。
 
と、簡単に書きましたが
形が最初から理想のシルエットになることは
多くはないですし
生地によっては縫っていくと
ズレが生じやすいものもあり
なかなか思うように出来ないものです。
 

 
ただ、そのような失敗経験が
後の製作の役に立ち
段々とよいものが
作れているような気がします。
 
服ができあがり、実際に着てみるその瞬間が
至福のときです。
 

 
生地だけの状態のときから見ているので
あれがこうなるのかと思うと
なんともいえない達成感と、作るという行為の
楽しさに毎度気づかされます。
 

 
拘りを持って作ったものには
愛着がわくものです。
それはどんなに良い商品を買っても
手に入れることのできない特別な感情なのだと
服が私に教えてくれました。
 
Chizaki