有松絞り
2021.12.17
今年の夏、浴衣を新調しました。
今までは実祖母や母から譲り受けたものを
着ることが多かったのですが、
自分のものを新調したいと思い
せっかくなので名古屋の伝統技術である
有松絞りを選びました。
江戸時代からある有松絞りは布をくくって染めることで
様々な柄を描きます。
なんと100種類以上の模様があるそうです。
絞りといえば模様がたくさん入ったものを
ご存じの方が多いかと思います。
私は少し変わった縞の模様の物を選びました。
落ち着いた色合いで、
年を重ねていった先でも楽しんで着られそう!と思い
決めました。
絞りの美しさを見ると
職人さんの丁寧な仕事の様子が分かり、
自分の元に来てくれたことをとてもうれしく思います。
建物でも現場に行く度、進んでいる工程の中で
きれいに収めてくださった仕事の後を確認すると
大工さんはじめ職人さんたちに感謝します。
私もご縁あって一緒に家づくりを、
と言ってくださった方々に
気持ちを込めて丁寧な仕事をしていきたいです。
Hachiri