内と外

2022.5.13

 
よく「家の内部を設計してから、
外(外構)を設計するのですか」と
設計の順序を尋ねられることがあります。
立地条件や要望によっては、庭から始めたり、
家の内部から始めたりすることもありますが、
基本的には同時に考え解いていきます。
 

 
内部が生まれると外部も生まれます。
そして、内部と外部をつなぐ窓周りは
特に大切だと思います。
 
この住宅では、大きな軒先とテラスを設けて、
庭とのつながりを持たせ、
段差を設けて座れる居場所を設けています。
天井は軒天とつなげて、あたかも室内が
そのまま外につながっているように見せて、
内部と外部の境界を曖昧にしています。
内と外が一本の線ではなく、曖昧さをもっていると、
単調さが薄れて豊かな居場所が
生まれるのではないかと思います。
 
Hatakeyama