SUIDEN TERRASSE

先日、山形県庄内地方にある
SUIDEN TERRASSEに行きました。
 
「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」
をコンセプトとする宿泊施設です。
 
設計を手がけたのは坂 茂(ばん・しげる)氏。
庄内平野は海と山に囲まれ、
田園風景がひろがる自然豊かな地域です。
この土地を象徴する水田のランドスケープから
着想を得て生まれたホテルです。
 

 
周囲には高層の建物がないため、
２階建ての低層のホテルが
どこまでもつづく青空と田園風景に溶け込むように
佇んでいました。
 
建物の周りは水田で囲まれており、
水田に映し出される建物がとても美しかったです。
 

 
建物内は木を基調としたシンプルな空間になっており、
どこにいても水田や自然を感じられます。
 

 
共用のテラスからは庄内平野を一望できます。
木々の葉がさらさらと風に揺れる音を感じながら
遠くの山々を眺め、
ゆっくりした時間を過ごしました。
 
宿泊者が自由に本を読むことができる
ライブラリーもあります。
 

 
朝は雨が降っていたのですが、
雨音に耳を澄ませて、本を読むときは
心が落ち着く、穏やかな時でした。
 
驚いたところがお風呂です。
露天風呂は水田と同じ高さになっており、
今まで体感したことのない景色でした。
私も雄大な自然に溶け込んでいるようでした。
 
限られた時間でしたが、
平穏としたひとときを過ごすことができ、
心が満たされました。
 

 
Motosaku