読み手と作り手

2024.12.20

えほん。
限られたページで伝える丁寧さ。
言葉が少ないからこそ生まれる想像力。
読み手によって物語が変わる自由さ。
 

 
少し前に好きな画家さんの展覧会を見に
兵庫県の伊丹ミュージアムに足を運びました。
junaidaという画家さんです。
繊細な絵、色合い、独創的な世界観、そんな絵によって
つくられる絵本の世界に惹かれました。
 
展覧会では絵本の原画や映像作品など
400点を超える作品が展示されております。
接写での撮影が禁止で近距離の写真がないため
伝わりづらいですが、
アリほどの大きさで人や動物が細かく描かれており、
大きく目を見開いてひとつひとつの絵を鑑賞しました。
 
また、原画ならではの
紙の質感を通して伝わる温かさや、筆の動きや濃淡から
感じとれる作家さんの想いなど、
いつも絵本で見ていたものとはまた違う
奥深さがあります。
 

 
実物を見て本物を体感することは作り手の想いを
より深く読み取れる機会となりました。
ネイエのお客さまにも私たち作り手の想いを
実際に住んで感じとっていただけると嬉しく思います。
 
Ikeda